建設キャリアアップシステムのメリット・デメリット/有限会社東亜冷熱 川越市
2023/02/08
こんにちは!
埼玉県川越市を中心に近隣の地域をエリアとして空調設備工事をしております、
有限会社東亜冷熱です。
今回は前回の続き、
「建設キャリアアップのメリット・デメリット」についてお話していきます。
メリットについては前回お話した、「目的」とほぼ同じですが、事業者も下請、元請によって変わります。
◇メリット
<下請事業者>
・保有資格、社会保険加入状況等が可視化され、信頼を得やすい
・事務作業の効率化
・公共工事の加点になる自治体がある
→県等によって違いますが、加点を検討している地域もあります。
・経営審査事項の加点になる
→工事への入札をする際、加点になることもあります。
<元請事業者>
・現場管理の効率化
・事務作業の効率化
※あとは下請事業者と一緒
<技能者>
・経験や技能に応じた処遇の実現
・キャリアの可視化
◇デメリット
<下請け事業者>
・5年に1回事業者登録料がかかる
・毎年管理者ID利用料がかかる
・登録の手間がかかる
<元請事業者>
・現場利用料がかかる
※あとは下請事業者と一緒
<技能者>
・10年に1回登録料がかかる
・登録の手間がかかる
どちらも「登録の手間」というのはかかりますが、それ以外のデメリットはコストです。
コストもかさむため、事業者の負担も大きくなります。
また、デメリットを改善するために、代行申請という仕組みもあります。
少しずつ状況も改善する見込みとなっています。
さてこれまで、
建設キャリアアップシステムのメリットとデメリットについてお話してきました。
外国人労働者を雇用する事業者は建設キャリアアップが義務化とされています。
そのほかの事業者の方も今後建設キャリアアップに登録しないことでデメリットになりうることも十分に考えられます。
事業者の方が制度について理解を深め、利用の判断をしなければなりません。
「空調」の知識ゼロ、未経験でも大丈夫。
(有)東亜冷熱なら、働きながら学び一生ものの技術と資格を身につけることができます。
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